―――――――――――――――――――――――

コリアンフーズフェスティバル2006

出場選手一覧

 

ロングテイルドアンチョビー(鳳尾魚) 

ノーマルロングテイルドアンチョビー、ドライロングテイルドアンチョビー、ミルクロングテイルドアンチョビー、ロングテイルドアンチョビー焼肉奉行として出場。常勝の選手で、部屋中に広がる臭いによって審査員を苦しめる。とにかく脂っぽい。詳細はココ

サルサ・パリラ

コリアンフーズブームのきっかけともなった、伝説の飲み物。日本でいうところのコーラのようなもので、韓国では普通に飲まれているらしい。味は「飲むサロンパス」。この一言に尽きる。味だけならまだしも、ある一定量を飲んでしまうと腹が「ショック状態」になってしまう。ぽじてぶはサルサ・パリラを飲んだ次の日に病院でそう診断された。

高麗人参

高麗人参が丸々一本、ビンの中に詰められたエキス。これでたったの250円。味はひたすら草の味。幼稚園のときの芋掘りを想起させる。100倍くらいに薄めてもまだ草の臭いがする。手につくと臭いが取れない。全部飲んだら高麗人参は食べるものらしいが、そこまでして健康になりたくない。

韓国ラーメン

ようやくまともな食べ物が食べられるのかと思ったら、ひたすら辛い。そんじょそこらの激辛ラーメンより多分辛い。全部食ってもなんだか物を食べた気がしないし、凄く疲れる。生き物が栄養をとるために食物を摂取するという、根本的な意義に反していると思う。卵を入れれば食べられる。

ヨン様ジュース

ヨン様が印刷されたジュース。胡散臭い。ゆかりんが強烈な吐き気をもよおすが、どうやら先入観が生んだ幻痛だったらしい。

ピータン

卵を土の中に埋めて発酵させた、中国伝来の食べ物。韓国でも食べられるらしい。白身は半透明の黒で、黄身は紫色で、中心はゲル状となり、固形物としての形を留められなくなっている。まず第一装甲の白身の食感がグミで味が納豆っぽい。この分厚い装甲を破るには相当の今期が必要。実に審査員泣かせである。第二装甲の黄身は毒々しい色に相応しく、口の中で固形物がものの見事に崩れてゆく。おそらく物が腐り落ちる時はこんな感じがするのだろう。そうしてコアである黄身のゲル化部分。地球で言う、マントルに相当する。コメントに絶する味で、鳥のフンのような感じである。

エスカルゴ

まさに異国の文化の食材っぽい。審査員はこの選手をドーピング使用とみなし、園長によるドーピング検査に送られる。キムチ漬けにされており、エスカルゴが真っ赤に染まっている…。

シルクワーム

コリアンフーズフェスティバル永久追放選手。いわゆる、蚕(かいこ)。これが缶詰のなかにびっしりと入っている。缶詰から出すときのドボドボと一匹一匹が塊となって、落ちていくときの缶詰越しに伝わる感触はトラウマもの。味に関しては放置された納屋の味だとも、ゴキブリだとも、諸説あるが、まぁ人間の食べ物じゃないことだけは確かだ。

 

戻る

―――――――――――――――――――――――